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癌抑制遺伝子p53がiPS細胞の作成を阻害していることを発見

癌抑制遺伝子p53がiPS細胞の作成を阻害していることを発見し、“Linking the tumor suppressor p53 pathway to somatic cell reprogramming”をNature誌に発表(朝日, 読売, 日本経済, 産経, 京都, 日刊工業新聞に掲載)

我々は、アステラス製薬(鈴木丈太郎主任研究員)や米国ソーク研究所(Gene Expression Laboratory, Juan Carlos Izpisúa Belmonte教授およびGeoffrey M. Wahl教授)のグループとともに、p53を中心とする癌抑制遺伝子経路がiPS細胞の形成を阻害していることを見出し、Nature誌に報告しました(09 Nature p53 iPS Kawamura et al .pdf)。同時に、山中先生のグループを含めた4つのグループからも同様の研究成果が同誌に報告され大きな注目を集めました。

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